2023/03/10 伊豆諸島神津島のコロダイ(MNC政本敏行氏)

梶谷さん、MNC(伊豆ミッドナイトキャスターズ)皆様、今日は。

仲間たちが、ショアから投げ釣りで硬骨魚、軟骨魚の大物や旨い魚を釣りたく早くも西に各離島まで渡航し動き始めている。

昨年も梶谷さんや皆様のご尽力もあり、#釣り好きな人と繋がりたい #伊豆ミッドナイトキャスターズ の輪が広がり私もうれしく思います。

感謝するとともに、これからも投げ釣り、ブッコミ釣りの楽しさ豪快さが伝わってくれればと私自身も微力ながら応援していく所存です。

昨年は、お陰様で良型のハマフエフキ・コロダイやフエダイも多く釣ることが出来、自己記録も伸ばすマダイも出て、私自身も出来すぎでしょうって、思うほどでした。

投げ釣りでは1月~3月末までは殆どの方は、カレイやアイナメ系などを釣りたく寒さに凍えながら竿を振る厳寒期ですね。

しかし、最近は地球温暖化のせいか水温も下がり切らず2~3℃は高い様です。そこで、毎年なら水温が20℃を超えてくる4月まで伊豆界隈には行かなかったが、今年は3月に水温が20℃近くになる日を選んで神津島に行こうと目論んでみました。

MNC仲間にお知らせしていたら、オダネルさんが同行してくれることになりました。

オダネルさんは、投げ釣り他カゴ釣りからフカセ釣りもこなし、私より多種多様な釣果を出しているMNCメンバーの一人です。

私は、一足先に10日の(金)に渡り何時もの常宿に行きのんびりと過ごしました。

夕方、西風強風なので多幸港で竿を出し、餌はサバの切り身を丸セイゴ20号針に縫刺しにして投げ返す。

流石に夕マヅメでもアタリが無く潮時を待ちました。

すると、ドラグが逆回転し竿尻をあげるアタリ。慌ててドラグを締めナイロンラインの伸びを考慮しラインを詰めて竿を立てました。

重量感があり浮かばず右に逃げる、竿を左に傾けリールを巻けば今度は左に潜る。竿先を叩かないのは多分エイと悟ることが出来ればもうベテランですね。

水面にうわりと現れたのはやはりイズヒメエイでした。

なんとかタモに収めて陸揚げし画像を残し、針を外してあげてタモに入れ、また海に返すとスーッと海中に泳いで帰って行きました。

その後にも、同じような当たりですが、先のエイより抵抗が激しかったのはホシエイです。

これも同様にして帰って行きました。

その後も竿尻あげてくれたのは全てイズヒメエイで2匹追加し、気付けば夜中の時合は過ぎていてこの日は終了。

翌日、下田からあぜりあに乗船しているオダネルさんと前浜桟橋で合流。買い出しも済ませて桟橋に戻り準備をするオダネルさん。

土曜日は東寄りの風がややあったものの桟橋や港内での釣りは成立するので、私は竿一本で港内周辺から磯際を夕マヅメまでアタリを待つことに。

しかし、アタリが無く諦めて桟橋に陣取るオダネルさんの並びに入り、北側の何時ものヒットポイントに陣取る。

夜の画

しばらく釣り談義していると良いアタリが来たのはオダネルさんの竿です。

やっと魚、良型の旨そうなメイチダイが釣れました。お土産最高で塩焼きも刺身も旨いですね。

これは、今夜は期待できるね!っと、言いながら釣れたのは大黒アナゴにレアなゴイシウミヘビ属のモヨウモンガラドオシ。

初めて釣れたウミヘビだが綺麗で見とれてしまった。恐々と針を外してあげて帰って行きました。

常宿の晩御飯を頂きに私は一旦戻り、満腹状態で戻るが、オダネルさんもまだ釣れていないとのこと。

すでに暗くなりはじめ、竿は3本体制にし針にイカの短冊を縫い刺しにしてゲソの部分をぶら下げる様にする。これで一匹のイカに見立てる様にし投げ込む。

上げ潮前に今度はドラグも反転しラインが走り出しだしたのは私の竿。

一旦止まった走りが、もしやフエダイ?っと、期待し同じようにナイロンラインを詰めて竿をゆっくり立てていくとまた良い走りが伝わって来た。

走りを止める様に竿を煽り一気にリールをゴリ巻き。足元で浮いた魚は見事にフエダイ。

フエダイだよ!って、声に反応してくれたオダネルさんがサクっとタモ入れしてくれました。

アベレージサイズで良型のフエダイ 43cm

画像を撮ったり血抜きしたりして一旦落ち着いたころに、下げ始めから3分にまたもやアタリが。今度は竿先がモゾモゾする前あたりから竿尻上げてラインが走り出しました。走りは止まらないが、ここはドラグを締めて竿を立て一気にリールを巻くことを選択。

ズシーンとした重量感と魚の抵抗が伝わって来ましたが、2度ほど竿の煽りも入れてしっかりと針をフッキングさせます。

そして、ここは負けじと頭をこちらに向かせる様に竿を寝かせずリールを巻きます。

途中、これがウツボなら大ウツボ?ってくらいの重みだが、やっと抵抗が薄れたことを察知し足元まで引きつけます。愛用のタマンモンスターの竿が大きく͡弧を描く。

足元で浮かばず潜り込もうとして大暴れするのがコロダイの特徴ですが、まさかの本命コロダイでした!

やっと頭を浮かべ海面に横たわった姿に思わずコロダイだ!しかもデカいね!ってちょっと興奮する私に急いでタモを持ってきてくれたオダネルさんに感謝。

自己記録がやっと出来てうれしい コロダイ 71cm 

自己記録更新!コロダイ71cm

暫く沈黙が続き、一旦潮も進み上げから7分を迎えるまではノンビリと投げ返していました。すると竿先をモゾモゾと引きがあります。

これはウツボかな~?って思いながらも竿を立てていくと魚と思われる引きでラインを引き出して走り出しました。

これも、あまり走らせずに止めます。また似たような重量感です。もしやまたコロダイか?

足元でヘッドライトに照らされた姿がまたもやのコロダイに歓喜しました。

サイズダウンですが、それでも65cm超えの満足サイズ。

撮影も終わらせコロダイをクーラーに押し込み、うれしい疲れを感じ見上げれば綺麗な月と星のじゅうたんを眺めていました。

少し静かになった海の音を聞きながら二人でまた釣り談義して下げ潮を迎えるのは夜中過ぎを待ちます。

そろそろ下げいっぱいになろうとした時にまた一撃のライン放出が私の竿に来ました。

今度は走りを止めようとしドラグを締め竿を立てようとした瞬間、竿が伸されるパワーに会うことに!

これはデカすぎる、一気に引き込まれる感触は何度か経験しているがこれはラインを切られると悟る。ましてやナイロン8号では太刀打ちは厳しかった。

ドラグを少し緩め少しづつラインを出しながら、このバケモノを泳がせて疲れさせる作戦に切り替えます。

しかし、これがマヅかった。走りが止まらずどんどん桟橋に沿って沖に逃げだすバケモノ。

ラインがオダネルさんのラインにも絡みだしてしまったが、なんとか絡みを取ってもらい竿を上げてもらったのですが、すでにラインは150mほどはスプールから出ている。

桟橋先まで走るか、迷ってみたがここでドラグを締め込み竿を煽り勝負に出た、、

あっけなくラインはスイベルの繋ぎ目で切れました。

これが何の魚種だったのか?見れなくて私も悔やみましたね。

昨年から原点回帰なんて言いながらナイロン8号でも大物は取れる業を磨きたいなんて言っておりましたが、はやり太仕掛けも必須だな~っと、再納得せざる得ない悔しいバラシとなりました。

でも大コロダイ2匹と良型フエダイを詰め込んだクーラーも重く歓喜しながら一旦、納竿しました。

オダネルさんがその後に大きいサメとエイを釣りましたが、彼も旨い魚が釣りたかったので残念でした。次回にリベンジしましょう!

私も10年以上前に経験したMNC舟橋師匠との釣りで、どうしてさほど変わらないポイントに投げ込んではいるのに釣果に差が出てしまうのか?っと、思ったりしました。

しかし、通えば解ると言う人が居るが潮の加減や駆け上がり、底を知ることが投げ釣りなのかもしれないと再認識した神津島の釣行でした。

以上

タックル

竿 ダイワ タマンモンスター 10-50遠投

  スカイサーフ 33号-425

リール ダイワ タイドサーフQD6000

道糸 ダイワ サイトサーフ ナイロン8号

PE6号 + ショックリーダーナイロン12号

錘 遊動天秤30号 

バリス ナイロン16号 + 夜光玉4号 赤と緑 + タコベイト グロー2寸

針 丸せいご20号

  極ムツ針20号

餌 サバの切り身 

  イカ短冊 

管理人コメント

大型コロダイ連発おめでとうございます!通説上シーズン前と思われた3月にフエダイと2発のコロダイを仕留められたこと、大変驚きました!凄いですね!水温の読みの的中には脱帽です。オダナルさんも大型のメイチダイを釣られていて、早春の海とは思えない雰囲気。今後の離島の魚釣りに大変貴重な釣行記です。ありがとうございます。

投稿者: kajitani28

沼津・伊豆半島をホームに大物を狙う投げ釣り師です。

2023/03/10 伊豆諸島神津島のコロダイ(MNC政本敏行氏)」に2件のコメントがあります

  1. 梶さん ありがとうございます。
    何時もならGW前後にならないと釣れないなど定説の様に思っていたけど、毎年少しづつ水温が下がり切らずハマコロマダイの活性はあるのだと改めて感じた釣果でした。
    近隣の離島でもハマフエフキが出ていることもありましたよねw

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    1. 伊豆諸島方面の大島や三宅、八丈島では冬季でもハマフエフキの釣果はよく耳にしておりました。単発ながら釣れれば大型なので寒さに曲げず、信念貫くことが大事だという釣果ですね!素晴らしいです。

      いいね: 1人

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