
ハマフエフキを周年釣り上げることは出来ないか?というチャレンジを開始したことで多くの発見を得た2021年。以前から疑問に思っていたのは、冬季に深場落ちするという通説。それは11月以降に毎月釣果を得られたことで疑問が解消されてきた。そして、この時期に釣果があればオールシーズン釣果が見えて来る2月末に西伊豆へ向かった。

前日に沼津で竿を出したがかろうじて長物のアタリが出るのみだったがハマフエフキの当たりが出やすい凪の潮だと感じたので西伊豆へ向かうことにした。さらに12月、1月の釣果から、干潮からの潮の上げ始めに当たりが出やすいと思い深夜1時から釣りを開始した。(冬季のブッコミスタイルは体温を奪われ厳しいので短時間釣行を心がけている)
竿をセットしてキャストしてすぐに潮が動く感覚がした。最近は常に2本竿スタイルで、できるだけ沖へ小アジを1尾掛けにしてフルキャストをした。
竿を三脚に置き換え、一息入れた瞬間だった
ギ…ギギギィィィイ〜
と高速でドラグが反転を始めた。ドラグフリーの時、この高速ダッシュ中にサッと合わせるとカンヌキにうまく掛かる。そのあとはPE3号に気を配って魚のファーストランが止まるまで走らせる。沖が砂地の釣り場ならではの魚のいなし方。1度走りを封じればわりと大人しく寄って来るが、最後の難関は磯際の根周り。ここに魚が差し掛かると根に突っ込む引きをする。ここでラインを出すと張り付かれたり根ズレを引き起こすので私は竿捌きで糸を出さずにかわす。やがて浮上したのは良型のハマフエフキ。67cmであった。

全てが面白いように狙い通り。開始10分以内で仕留めた会心の1尾で喜びが湧く。やはり2月でもハマフエフキは釣れた。
餌をつけ直し投げ返すと細かな当たりが出だし、回収すると針がない。冬の厄介者ヒガンフグだろうと少し頭を悩めていると再び細かいアタリ。こちらはウツボのような当たりなので竿を手に取り軽く聞き合わせをした。するのその魚は突如走り出しハマフエフキに変わった。
愛用しているリールのクイックドラグ機能はこのような場面にとても重宝しており、慌てることなくやりとりに移行できる。この魚は足元で強烈に突っ込みヒヤリとした。玉網に入れ磯にあげると73cm。長さは半島の自己タイ記録で嬉しい。

この2尾目以降は当たりが遠のき、餌の小アジも小さい物しか無くなったので納竿した。
この調子で3.4.5月も仕留めれば目標に掲げたオールシーズン達成となる。冬季も果敢にハマフエフキを狙って行きたい。

タックル
竿:shimano サーフリーダー405cx-t
リール:パワーエアロ プロサーフ太糸使用
道糸:PE3号+テーパーナイロン12号10m
ハリス:バリバス12号
針:管付きチヌ12号
餌:小アジ1匹
梶谷さん おめでとう❗聞いた時にはマジか⁉️と思ったけど、全てが完璧です。
これで3月も西伊豆で釣れればあとは水温も上がって通年タマン達成見えて来ましたね。
釣果期待し楽しみです。
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