2023.7.7~8 伊豆大島 ハマフエフキ・フエダイ祭り(オダネル氏)

MNCの皆様、こんにちは。オダネルです。今回は先日、伊豆大島に行った際の釣行記を書かせていただきました。

7.7は仕事に余裕がありそうだったのでお休みをいただき、金土で1ヶ月振りの伊豆大島へ。
今回も熱海からのジェット船に乗船後、10時頃大島に到着。予約していたレンタカーを借り、買い出し等を行い、その後目的の釣り場に向かった。

釣り場到着は正午頃。メインのブッコミ釣りを行う夜まで時間はたっぷりあるので、とりあえずカゴ釣りを始めた。タナは中層付近で願わくはシマアジなどの回遊魚でもと軽い気持ちでやっていたが、潮が全く動かず、餌も取られない、アタリもない。そんな中、沖に良さそうな潮目ができ、一瞬潮が動いた。その瞬間、何かがヒット!
かなりの重量感であるが、あまり引かない。タナは中層付近なので巨大ウスバハギかなんかだと思っていると、まさかのマダイ67cm!
初ヒットが幸先良すぎるスタート。

これはもしかして夜のブッコミも凄いのではないかと勝手に期待してしまう。この期待はあながち間違いではなかったのだ。
その後、初魚種のオキアジ48cmを追加し、カゴ釣りを終了した。

そして、日も暮れ始めメインのブッコミ釣りを開始。
私自身、大島には20回くらいは来ていると思うが、今回が過去一番、弩級のアタリが多い日であった。
 
ここのポイントは2色ちょっとで根が多いゾーンから砂地に変わるので、小笠原24号525+アンバサダー9000CLにヒイカ、トーナメントサーフT33‐425+パワーサーフQDに豆アジをそれぞれ付けて、そこの堺を狙うことにした。
今日の満潮は21時頃、干潮は2時頃、その前後が勝負かと思われる。

辺りは暗くなり、19時半前、トーナメントサーフでの仕掛け投入後、リールを巻いてポイントを探っていると、小笠原24号に付けていたアンバサダー9000CLのラインアラームがけたたましく鳴り響いた。とりあえず、パワーサーフQDのクイックドラグをすぐに緩めてポイントを探るのを止め、小笠原24号のアタリの対応をした。合わせは決まり、かなり手ごたえがありそうな引き!

ハリスはナイロン22号なので、少しの根ずれなら問題ない。落ち着いてやり取りし、浮いてきた魚はハマフエフキ72cm、5.7kg。

この魚のやり取り最中にパワーサーフQDのドラグが高速回転したが、それは流石に対応できず、しばらく走った後、フックアウト。2本同時ヒットは厳しい。
 
ハマフエフキの私自身の記録は3年振りに漸く更新で初の70オーバー。記録更新の魚であるため、持ち帰りたかったが、持ってきた25Lのクーラーにはマダイとオキアジが入っているので、70オーバーの魚は入らない。そのため検量した後、弱らない内にすぐにリリースした。

その後、19時40分頃トーナメントサーフに51cm、21時10分頃小笠原24号に66cmが釣れた。満潮前後の時合でここまでハマフエフキ3枚。ハマフエフキがこんなに釣れるので、絶対に大本命のフエダイも来ると確信し、クーラー内のフエダイスペース確保のため、ハマフエフキはすべてリリース。

ハマフエフキのアタリがなくなった後、竿先を揺らすアタリが連発。たまにドラグをちょっと出すアタリも。これはクロシビカマスのアタリである。投げ仕掛けの大きな針の場合、タイミングよく合わせないと掛からないので難しい。無理やり合わせてクロシビカマスを2本取った。
ウキを付けて流せば効率よく釣れると思い、ブッコミの時合の合間に豆アジを付けて流してみると4本の釣果。毎回流せば当たったので、クロシビカマスは相当数いるようだ。

クロシビカマスのアタリが少し静かになった22時半頃、アンバサダー9000CLのラインアラームが鳴り響く。これは本命ではという良い引きを見せる。浮いてきた魚を見て漸く狙いの魚が来たなと安心する。
 フエダイ48cm 1.8㎏


 
フエダイはハマフエフキに比べて時合が短い。2枚目を狙うために魚を外してすぐに仕掛けを入れるが、再登場したクロシビカマスに餌を奪われる。

その後、1回ドラグを出す良いアタリがあったが、合わせる前にエサを離してしまった…

しばらくの間、アタリは無かった…
暇になり睡魔に襲われ寝ていると、0時過ぎに再び当たる!
飛び起きて鬼合わせ、やり取り開始!
そして4枚目のハマフエフキ58cmを追加!

干潮前後の時合らしい。1時間後また当たる!
ドラグを勢い良く出すアタリでは無かったが、竿先が何回かお辞儀をする。
聞き合わせを行うと重量感!

本日、5枚目のハマフエフキ57cm!

干潮前後はクロシビカマス等の餌取りも居なくなったため、じっくり狙えた。

干潮後、アンバサダー9000CLの爆音ラインアラーム!

今度はフエダイ再登場!
フエダイ44cm

フエダイは一晩で時合が珍しく2回あった。大島の場合、いつもなら1回のみで終わってしまうことが多いのだが…
本日の好調ぶりがよく分かる。
フエダイはまだウロウロしていると思うので、急いで投げ返す。

その後、サバの切身をつけた仕掛けにドラグを出すアタリがあったが、すぐに止まってしまった。離してしまったかと思ったが、聞き合わせを入れるとしっかりとした重量感。
そして今度もフエダイ!
フエダイ46cm

ここで持ってきたクーラーは満タンになってしまい、もう少し釣れそうな気もしたが、納竿とした。
ハマフエフキ5枚を全てリリースしたのにも関わらず、フエダイ3枚を含む好釣果でクーラーが満タンになってしまうとは今回はとんでもなく良い日に当たったようだ。また、エイやサメのアタリは全くなく、本命のアタリがとにかく多く楽しめた。
今回の釣行は過去最高釣果を叩き出し、大満足の離島遠征になった。

【ブッコミ釣り釣果】
ハマフエフキ 72、66、57、56、51cm
フエダイ 48、46、44cm
クロシビカマス 2本

【タックル】
竿   カーボウィスカー小笠原24号525
リール アンバサダー9000CL
道糸  PE8号+リーダー ナイロン22号(5m)
錘   L型天秤+六角錘35号
ハリス ナイロン22号 1.5m
装飾品 発光玉ソフト3.5号(ピンク)
針   ホワイトタマン20号
餌   ヒイカ、イカ短房がけ、豆アジ

竿   トーナメントサーフT33-425
リール パワーサーフQD5500
道糸  PE3号+リーダー ナイロン14号(10m) 先糸にナイロン30号を50cm
錘   誘導天秤30号
ハリス ナイロン22号 1.5m
装飾品 発光玉ソフト3.5号(ピンク)
針   タマンスペシャル20号
餌   豆アジ、イカ短房がけ、サバ切身

投稿者: kajitani28

沼津・伊豆半島をホームに大物を狙う投げ釣り師です。

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