2023.4.1 伊豆半島の投げ釣りショアシロアマダイ51cm(オダネル氏)

梶谷さん、MNCの皆様こんにちは。海釣り大好きで静岡に移住したオダネルと申します。私はカゴ釣りや泳がせ、石物等、餌釣りなら何でもやりますが、最近は大物の投げ釣りやブッコミ釣りにハマっています。アタリがあった時のあのドラグ音と想定を超す大物のとんでもない引きがたまりません。今回は梶谷さんから貴重な機会をいただき、釣行記を書かせていただきました。

3月にMNCの政本さんとご一緒させていただいた神津島では自分だけが結果を出せずに渋い釣果に悩まされており、そんな渋い状況を打破するために一発逆転の釣り物を考えていた。水温が低い時期の狙いといえばカレイやアイナメが王道と言えるが、今回は前々から釣ってみたいと思っていたショアから狙うアマダイをターゲットにした。静岡県内でショアから釣れるポイントは限られ、滅多に釣れるものではないので、釣れれば最高の1匹になるのは間違いない。
 
以前にカゴ釣りや泳がせ釣りで訪れたことがあるポイントへ。ここは前に来た時、そんなに大きくはないが隣のカゴ釣り師がアカアマダイを釣っているのを見たことがあり、最近ハマっている投げ釣りスタイルでアプローチ出来ないかと考えていた。また、投げ釣りなら良型が来るかもと妄想を抱いていた。そのため、いつかこの場所でアマダイを投げ釣りで狙いたいと思っていたのだ。
 
 釣り場に着いた時刻は午前2時頃。投げ釣りで訪れるのは初めてのポイントなので、真っ暗の中、錘をあらゆる方向に飛ばし、地形調査。前回の神津島釣行で隣の政本さんは良型コロダイやフエダイを釣る中、自分は全然釣れないという状況を経験し、少しのポイントの違いでも釣果に大きな差が出ることを改めて実感した。そのため今回は入念に調査し、より大きな変化が見られる所にピンポイントでサバの切身と蛇虫を付けた仕掛けを2本入れておいた。
夜のうちはアタリもなく、餌も全く取られなかった。しかし、少し明るくなってきた頃、回収した錘や残った餌を触ると先ほどよりやや温かいような気がした。どうやら沖から暖かい良い潮が入ってきたようだ。投げ釣りでもカゴ釣りでもこのような時に大物が釣れる気がする。日の出を迎えると沖には潮目ができ、雰囲気はかなり良さそうだ。
そんな中、ドラグを数回鋭く出すアタリが!ハマフエフキやコロダイのように走ることはないが、合わせるとかなりの重量感。時々、首を下に振るような突っ込みがある。今まで掛けた魚のどれにも該当しない引きでなんだろうと思いながら巻いてくると、水面に出てきた魚を見て驚いた!
狙いのアマダイでかなり良いサイズ!
しかも超レアなシロアマダイ51㎝、1.7㎏であった。

 ショアからの超貴重な良型シロアマダイに感無量!シロアマダイは超高級魚と言われるだけあってとんでもなく美味しい魚であった。私が今まで釣った魚の中で1、2位を争う程の究極の美味であった。
 後日も同じポイントでシロアマダイを何回か狙うが全く釣れず。やはり超レア魚であって中々釣れないようだ。

タックル

竿:サーフリーダ405CX-T

リール:パワーエアロスピンジョイXT

道糸:PE3号+ナイロン14号10m

錘:L型遊動天秤30号

ハリス:フロロカーボン8号

鈎:管付きシブダイ・タマミ18号

餌:サバ切り身

管理人コメント

伊豆半島のショアから大型シロアマダイ。偉業です!おめでとうございます!。素晴らしい釣果です。沼津から西伊豆、南伊豆にかけては急深ポイントが点在していて、私も過去に2度アカアマダイを仕留めたことはありますが、シロアマダイは未釣果。到底狙って釣れる魚ではありません。それをフルロックさんも含めて新生ミッドナイトキャスターズの面々が的確に仕留めているあたり、私としてもとても喜ばしいです。前回の神津島は残念でしたが、この1尾で全て帳消しになったはずです。本格的な投げ釣りシーズン到来しましたので、さらなる大物釣果、お待ちしております。

投稿者: kajitani28

沼津・伊豆半島をホームに大物を狙う投げ釣り師です。

2023.4.1 伊豆半島の投げ釣りショアシロアマダイ51cm(オダネル氏)」への1件のフィードバック

  1. オダネルさん こんにちは。
    私もミッドナイトキャスターズの先輩のタモ係?は幾度も経験しました。
    それでも、次こそとボーズも味わいながら投げてきました。
    今回の大シロアマダイは狙いを絞りしっかり釣り上げてますじゃないですか。本当に見事です!
    私が釣りたいが未だに釣れない魚種です。もう神津島でのことは忘れてください(笑) 
    兎にも角にもおめでとうございます。

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