西伊豆のハマフエフキ2022

お久しぶりです。

私事でございますが、年初めから激務に忙殺されなかなか記事を編集することが出来ませんでしたが、今年も隙間時間で西伊豆、伊豆諸島などで魚を釣り上げることができましたので、本ページでは西伊豆のハマフエフキ釣果をまとめ釣果を上げていきます。

・4月13日、堂ヶ島地磯

この魚を釣り上げた釣行時は平日。仕事が忙しく何日か釣りをしていなかった時だった。当日まで釣行の予定はなかったが、この日までに晴天の夏日が続き、更には台風の発生でコンディションが良さそうな予感から急遽、仕事終わりに夜から2時間程だけでも!と意気込み、片道2時間かけて西伊豆へ向かった。

釣り場につくと思惑通り適度に海面が波立ち状況は◎。地磯周辺は深夜の干潮前後での実績が多いので、日付が変わってすぐの干潮までの下潮時間帯に集中することにした。

この日の活性は予想以上だった。まず1投目にマイワシ1匹を餌にした竿のドラグが走る。しかし約半年ぶりのハマフエフキのアタリにテンパり、合わせのタイミングを見誤りすっぽ抜けてしまった。悔しいが、またすぐ来るはずだと今度は竿2本にイカの切り身と鯖の切り身を付けて投げ込む。10分程して、イカの切り身を付け、根が点在する砂地へ遠投した竿のドラグが勢いよく鳴り響いた。今度は竿を手に取り、魚が走っているタイミングで合わせを入れる。しかし根にラインが擦れている感触。魚はフッキングしているようで、ラインを緩めるとすかさず走る。しかし根擦れでラインが巻かない。30秒ほどで魚信は消えて根掛かりに変わってしまった。仕掛けは回収出来たが、リーダーがザラザラとしていた。その仕掛けを組み直している最中にもう一本鯖の切り身を付けた竿が一発ギィィとドラグが鳴ったがすぐに魚信が消えた。回収すると鯖の切り身は皮だけになっていた。餌をイカの切り身に変え、根ズレが気になり砂地が広がる遠投ポイントへキャスト。フエフキは根側のポイントでアタリが出やすいが、これだけアタリが多ければ砂地でもアタリが出るだろうと判断。ヒット後に砂地で走らせ、魚をバテさせればキャッチ率は上がる。時刻は22時半。潮位がかなり下がってきた。潮止まりになるまでにもう一発来るかな。それを逃したら終わりだな。ブツブツと独り言をつぶやいていると、泣きの弩アタリが炸裂。甲高いドラグ音の後、一旦停止、そして再加速。フエフキ独特の走り方だ。ドラグをクイックで締め合わせを入れるとしっかりフッキングした感触。すぐさまドラグをフリーにし、ハンドスプールでどんどん沖へ走らせる。走りのスピード感が毎度ヒヤヒヤする。動きが止まったところで一気にリールを巻き主導権を握る。魚がバテるとさっきの走りが嘘のように大人しくなる。そしてラスト、手前20m程に広がる根をかわしていく。ここに差し掛かると魚が最後の抵抗を見せるので少しドラグを緩め準備。根側の抵抗の後、良型のフエフキが浮上。スケールを当てると70cmだった。

ハマフエフキ70cm

5月18日、堂ヶ島地磯

この日の昼に仕事で西伊豆を訪れた時、海の様子から釣れそうだと思い、2時間かけて平日の西伊豆へ。

今回も前回釣れた潮周りと同じタイミングで0時過ぎに干潮。21時頃に入釣し下潮を狙う。時折ウツボに餌を取られ、仕掛けがグシャグシャにされる。それでも竿を出していると23時前には餌取りの反応が無くなったので、餌を新鮮なものに替えた。この日の餌はスーパーで購入した1パック100円の子ムツ。頭が硬く遠投しても外れにくい、私お気に入りの餌である。23時を過ぎた頃、鋭くドラグが鳴った。一度止まった後にもう一度走り始めたところで合わせるの乗った。あまり大きくなさそうなので一定の速度でクレーン巻き。上がってきたのは60cmのハマフエフキだった。

遠投に優れた子ムツ1尾掛け

6月29日 堂ヶ島ゴロタ浜

この日は仕事終わりに土肥港で少し竿を出すつもりで釣行。波が少し高い様子で、港内側も潮が入っているように波立っていた。時期的にハマフエフキが浅瀬にも入ってくるだろうと考えていて、遅い時間からだがゴロタ浜の様子を見に向かった。まずは田子のゴロタ浜で竿を出した。雰囲気は良かったが、海藻が多く仕掛け回収度に針先が藻に包まれてしまっていたので早々に堂ヶ島のゴロタへ移動した。イカの切り身を付けた胴付き仕掛けをPE4号でフルキャストすると砂地の感触で海藻はない様子。竿先を眺めていると5分でドラグが鳴った。中型サイズの引きだったので、ドラグをロックし一気に回収。50cm級のハマフエフキをキャッチした。

タックル

竿:15サーフリーダー405cx-t

リール:パワーエアロ プロサーフ

道糸:スーパーXワイヤーx8 3号+ナイロン12号10m パワーハンター4号

ハリス:VARIVAS12号120cm.30号10cm

針:スルルー20号、タマンスペシャル20号

餌:イカの切り身、子ムツ

投稿者: kajitani28

沼津・伊豆半島をホームに大物を狙う投げ釣り師です。

西伊豆のハマフエフキ2022」への1件のフィードバック

  1. 梶谷さん、こんにちは。
    何時でも時間があれば、追い続ける姿勢も素晴らしいです。
    この時期はアタリが多いが、自分は西伊豆で爆ったことが無いので羨ましい。
    MNC辻川さんの一晩で7~8匹釣っていた記事を思い出しました。

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